そりゃ、遊ぶわ〜2

その昔、花街とは、そういうままらなぬダンナ衆の吐け口として、おそらく自然発生的にできたシステムではなかろうかね。そして、お家のために働いて、いろいろと犠牲になっているだろうからと、おうちの女たちは「まあ、遊びやししょうがおへんな」と、しぶしぶ許す。それができる花街は、システムとして完璧に成立してるもんね。利害一致。ほんまの意味で、はじめて理解できたわ。

改めて……花街の話は、朝ドラとは全く関係ないっすよ。ただ、お家第一の家父長制のドラマを観てたら、こんな心を殺して当然って世界は、なんぼお金があっても、追い詰められているか、絶望が当たり前のマインドになってるやろうし。その歪みを歪みとして受け入れる受け皿がなかったら、人間は死ぬやろなと、ふと思えたもんで。
これでは、世のご当主は遊ぶわ〜、やってられんわ〜と思った。ご当主じゃないから知らんけど。

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